10Sep
敏感肌は急に始まります。
高校生ぐらいまでは、部活帰りに水道水で顔をバッシャバシャ洗っても全く平気だったというひとが、二十歳過ぎたあたりから、急に敏感肌になっちゃうんです。
お肌が老化してるというケースもありますが、ほとんどの場合は「お肌が壊れてる」という状態。
正確には、お肌の表面のバリア機能が壊れてるんですね。お肌の潤いを保つ保湿機能と、物理的な刺激から肌を守る保護機能が、うまく動かなくなってるんですよ。
もしも、お肌の断面図を拡大して見ることができるとしたら、もうボッコボコの状態。
こうなってくると、ちょっと洗顔しただけで、お肌がピリピリ、吹き出物がポツポツ、痛くてかゆくて、大変な状態になってきます。
敏感肌になるメカニズムは?
肌機能がのきなみ低下する「肌の老化」を除けば、20代、30代では「間違った肌ケア」が原因のケースが多いです。
具体的には、こういうことですね。
[checklist color="red"]- ティッシュやコットンで肌をこする。
- スクラブ洗顔料で、ごしごし顔を洗う。
- 一日何度も顔を洗って、皮脂を完全に落とそうとする。
- ピーリング化粧品を使いまくる。
- 顔のマッサージのやりすぎ。
- 日焼けサロン、日光浴でおもいっきり日焼けする。
- 偏った食事を長期間続ける。
- 空調の効いた部屋に常にいる。汗をかかない。
「肌のこと気にしてなさすぎ」や、「肌ケアのやりすぎ」が、敏感肌の原因となってくるようですね。バランスが難しい…。